一眼レフカメラでは撮影の際にファインダーを覗いて構図を決めシャッターを切りますが
ファインダーの形式にはペンタプリズムとペンタダハミラー(ペンタミラー)の二種類があります。
ペンタプリズムは5角柱形で7面体のプリズムでレンズからの光を取り入れ、ペンタダハミラーはペンタプリズムの「プリズム」がガラス製なのに対して「鏡」でできています。
ペンタダハミラーの長所は、軽量で低コスト。短所はファインダーから見える像が暗い・小さい、ゆがみやすい、ミラ―面が剥がれることがあります。
しかも手動でのピント合わせはファインダー像の視認性がきわめて重要であるためペンタダハミラーでは不利です。
つまりファインダー性能を求めるのであればペンタプリズム、軽量で低コストのものであればペンタダハミラーということです。
■ペンタプリズムのカメラ
■ペンタダハミラーのカメラ
ここまで見ていくとペンタダハミラーがダメダメに見えますが、AFであればほぼ問題ないですし、やはり軽量なのは魅力ですね。
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