北海道もようやく夏らしい気温になり暑い日々が続いてます。
夏といえば花火、札幌の花火大会といえば豊平川の花火大会が定番ですね。
豊平川の花火大会は数年前から回数も減り、1年に1度しか開催されなくなってしまいました。
無料で見られる貴重な花火大会なのでもちろん参加してきました!(札幌では真駒内やモエレ沼など有料の花火大会はあります)
まずざっくり構図をイメージして、撮ったり、ファインダーを覗いて場所を決めます。
今回はタイトルにも入っている、露光間フォーカスで撮るのがメインなので花火だけ写ればいいのですが、広角でも撮りたい(欲張りw)ので周りの景色も入れて場所を決めました。
まずはいつもどおりバルブで撮影。通常の撮り方は花火大会で夜空の花火を撮影してみようを参考にしてみてください。
今回持っていったレンズは広角17-40mmだったのですが、この写真で焦点距離40mmなので少々短かったです・・・。(70mmぐらいがよかったかも)
本題の露光間フォーカスで1枚。
露光間フォーカスは露光中(シャッターを切ったまま)にフォーカス(ピント)を変えて撮る手法です。
花火写真はマニュアルで撮るのであらかじめピントをあわせておきますが(無限遠)、レリーズスイッチでシャッターを切っている最中にピントをずらして戻します。
- レリーズでシャッターを押す(押しっぱなし)
- フォーカスずらす
- フォーカス戻す
- レリーズボタンを離す
ピントがあってる状態で光の線が写り、フォーカスを変えたときにボケを作るので明るいレンズ(ボケるレンズ)の開放に近い状態で綺麗に撮れますが明るすぎる場合もあるので絞ったり、NDフィルターをつけるのも良いようです。(ND4~8ぐらいがちょうど良いでしょう)
ちなみに今回は数百枚撮って、まあまあ撮れたかなというのが数枚しかありませんでした(笑)
気をつけるポイントとしては
- レンズ(明るいレンズを選ぶ)
- 構図(花火に寄っているでライブビューなどで見ながら調整)
- フォーカスのずらし具合(ずらしすぎるとボケすぎる)
- フォーカスのずらすスピード
- 露光時間(空けすぎると真っ白になる)
こんなところでしょうか。フォーカスは少しずらしてすぐ戻したときうまくいった感じがしました。今回の逆でフォーカスをずらした状態で撮って無限遠あわせてもおもしろい感じのが撮れます。
【失敗例】花火以外の余計なものも入ってると、余計なものもボケるので入れない。
【失敗例】フォーカスリングまわしすぎてボケが大きすぎ。
【失敗例】露光時間が長すぎ、フォーカスリングまわしすぎでボケが大きい
夏の花火大会はまだまだこれからあると思います。
普通の撮り方に飽きていたらこんな撮り方も挑戦してみてはどうでしょうか。
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