一眼レフカメラのメディアの中でもメジャーなSDカード。
値段もピンキリで数百円~数万円まであります。
では何が違うのでしょうか?
SDカードの数字の意味は?
何やら数字がいろいろありますが、大きく分けて「スピードクラス」と「UHSスピードクラス」があり最低保証速度により数値が変わってきます。
つまり数字が大きければある程度速い転送速度が保証されるようです。
上のSanDisk SDHCカード 32GB Extreme Pro UHS-Iは転送速度が読取り最大95MB/秒、書込み最大90MB/秒となっています。
転送速度が速ければ書き込まれる速度も速くなるので連射速度も期待できそうです。
計測環境
カメラ:EOS 6D
シャッタースピード:1/4000
その他:マニュアルフォーカス、RAW
SDカード:Sandisk Extreme PRO 95MB/s class10、無印 SDHC32GB Class10(東芝のOEM版だったような・・・)
超簡易ですが、この設定で10秒間シャッターを押しっぱなしにして何枚撮れるか見てみました。
なお6Dのカタログスペックは
連続撮影:最高約4.5コマ/秒
静音連続撮影:最高約3.0コマ/秒
テスト結果
連続撮影 | 静穏連続撮影 | |||
---|---|---|---|---|
機種名 | 枚数 | 1秒あたり平均枚数 | 枚数 | 1秒あたり平均枚数 |
Sandisk Extreme PRO 32GB 95MB/s class10 | 34枚 | 3.4枚 | 55枚 | 5.5枚 |
無印 SDHC 32GB Class10 | 23枚 | 2.3枚 | 23枚 | 2.3枚 |
Sandiskのほうは謳っている転送速度が速いほうなのですが、見事に無印のほうが遅い結果となりました。
カタログスペックだと連続撮影モードのほうが1秒当たりに撮れるコマ数が多いのに静穏連続撮影モードのほうが
枚数が多くなったのは、連続撮影モードが4秒程度経過後バッファがいっぱいになり途切れ途切れのシャッターになったからです。
一方の静穏連続撮影はワンテンポ遅いシャッターの為、バッファが溜まることなく10秒間撮り続けることが出来たため枚数が多くなりました。
結論
6Dは元々連射速度は速いほうではないのですが、それでも最大限の機能を引き出すためにはSDカードの転送速度が速いものを選ぶことで解決することが多いです。
なおSDカードの数字部分の説明の通り、ベストエフォート形式の表記なので当たりはずれもあるようです。購入の際にはレビュー等も確認したほうがよさそうですね。
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