一眼レフカメラと言えばレンズ交換を出来るのが大きなメリットの1つです。
一眼レフ 初心者の方ですと付属のキットレンズのみで使っている方が多いと思います。そういう方からすれば不便はないし「レンズはあるのになんで買わなきゃならないの?」となりますよね。
交換レンズは種類があってそれぞれ特徴がありますので買い増しする際の参考になればと思います。
レンズの特徴
レンズは大きく3つに分けることができます。
- 標準レンズ
- 広角レンズ
- 望遠レンズ
それぞれの大きな違いは焦点距離にあります。
焦点距離はレンズの側面や正面に記載がある数値で、レンズと撮影素子までの距離のことです。「○○-○○mm」と数値が2つあるのはズームレンズで焦点距離を変えることができます。
数値が小さいほうは画角が広くて、大きいと画角が狭くなります。レンズを選ぶのページにある広角側がズームアウト(数値が小さい)ほうで望遠側がズームイン(数値が大きい)になります。
標準レンズ
標準レンズは焦点距離が35~85mm程度で肉眼で見る視野に近いとも言われています。
広角レンズ
広角レンズは17~30mm程度でレンズキットに付属のズームレンズは18-55mmなどが
多く室内などでも広く撮れて使いやすいレンズの1つです。17mm以下の超広角レンズやフィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)なども標準レンズでは撮れない面白い写真を撮影することができます。
軍艦島へ 5DmkII HDR #8 By Nam2@7676
望遠レンズ
望遠レンズは100~300mm程度です。レンズキットでも望遠レンズが付いてるものが
あるので馴染みはあるかと思います。肉眼で見るより大きく撮ることが可能です。
焦点距離の違いの他にはズームレンズと単焦点レンズという2種類があります。
単焦点レンズ
ズームレンズは先ほども説明したとおり焦点距離を変えることができますが単焦点レンズは決まった焦点距離のみとなります。レンズには50mmなど1種類の数値のみ記載されています。レンズキットのレンズで物足りなさを感じた場合、単焦点レンズをオススメしたいです。
単焦点レンズはズームレンズに比べて焦点距離が固定されているので使いづらいのでは?と思いがちですが明るく、大きなボケのある写真を撮ることができるのです。
明るいレンズ
単焦点レンズは明るいといいましたが焦点距離の横にある「1.8」などのF値という数値が基準になります。キットレンズがF3.5-.5.6ぐらいですので、1.8は明るいレンズと言えます。
F値の範囲(F4.5-5.6)と全域(F2.8)
レンズを良く見てみるとF値がF4.5-5.6という感じで複数記載があるものとF2.8(全域)のものがあります。
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMとEF70-200mm F2.8L IS II USMではEF-70-300mmのほうが遠くまで撮れるので高そうですが、EF70-200mmのほうがも高いのです。。
EF70-300mmは70mmで撮影時はF4.5で撮れますが、300mmまで望遠にするとF5.6まで落ちてしまいます。望遠にするとかなり暗いのがわかりますよね。
暗いということは手ブレしやすくなるので三脚を使うかISO感度を上げてシャッタースピードを稼いで撮るということになります。
一方EF70-200mmは望遠でもF2.8で撮影ができますので手ブレは前述のレンズに比べると軽減されます。
まとめ
明るくボケ味の大きい写真を撮ってみたいなら単焦点レンズを。スナップ、テーブルフォトなら50mm、マクロや中望遠なら100mmがオススメです。
Canonユーザーであれば手ごろな価格帯のEF50mm F1.8 II が手に取りやすいです。マクロはタム9の愛称でとろけるようなボケ味の写真が撮れるTAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1が定番です。
広角はシャープさに定評のあるSigmaのレンズが手ごろです。予算があれば純正が一番ですけどね。
いろいろ紹介しましたが、特殊なレンズはどうしても出番が限られる場合がありますので、まずは標準レンズで慣れてから他のレンズにも挑戦してみて欲しいと思います。
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